ルパン三世 バビロンの黄金伝説

傑作「カリオストロの城」の次作は、鈴木清順監督のルパン三世。
今回はミス・インターポールに出場した中国代表の美女と五右ェ門の恋が面白い。

制作年1985年、まだソ連があって、インターポールみソ連代表がいた。ルパンや登場人物も今とちょっと違って漫画チック。山田康雄ルパンで、塩沢トキの出演していたんだ。ルパン三世の作品で感動するのは、だいたいストーリがしっかり練られていること。古くてもよくできていた。

総合：60点
ストーリー： 55
キャスト： 65
演出： 60
ビジュアル： 65
音楽： 75

普通のルパン三世映画。今回はマフィアが一応敵役なのだが、そうじゃなくても登場が多くないのに、なよなよしているうえに声優が科白棒読みで迫力がない。びっくりしたのは、ルパンが実はハゲでかつらをかぶっていたということ。まさかこんな事実がルパンに隠されていたなんて知らなかった。

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中学生の頃に観て以来の視聴になります。
序盤のルパンと銭形のバイクチェイスのシーンが印象に残っていた作品でした。

当時、流行ったハレー彗星ブームに乗っかっている作品。
そこに、宇宙人・UFOやらバベルの塔なんかを盛り込んだ大味な台本になっています。

銭形の部下に5人の美女（アメリカ代表、中国代表、ソヴィエト代表、ケニヤ代表、イタリヤ代表）を付けた派手な演出は、逆にドラマのチープ感を増してしまっています。

ロゼッタ婆さんが、実は宇宙人で絶世の美女だった。
っていう落ちはバレバレでしたね（完璧に読んでいました）。