カポネ大いに泣く
プロット
日本
1985.02.16 영화관 안에서
カポネの舎弟 やまと魂
プロット
日本
1971.01.23 영화관 안에서
舶来仁義 カポネの舎弟
プロット
日本
1970.05.23 영화관 안에서
ギャングランド カポネが最も恐れた男
プロット
アメリカ
1988.11.05 영화관 안에서
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カポネ총 (8) 개의 댓글
おじいちゃんと思ってたら48歳。
普通ならバリバリの所を描くとは思うけど、一番惨めな所を描き演じたトム・ハーディーって役者だなと思う。
作品冒頭で説明がある通りカポネの晩年を描いた作品。
カポネが良くも悪くも活躍していた全盛期とは程遠い姿であり、彼が最後どういう姿で余生を送っていたかという点に重きをおいている。
全盛期とは違う姿を描くのはそれはそれでいいが作品としては中途半端な気がする。
結局大金の在りかも分からなければ、カポネが病気を演じてるなんて政府の役人に言われそのような事を匂わそうとする割には特にそんな姿を感じられない。
カポネをあまり知らない人からすれば、梅毒を患い身体はボロボロな上に脳卒中を数度起こし、認知症となりそして尿便を度々漏らすただのボケ老人のような姿に見えなくもない。
幸いカポネという人物の知識を持ち合わせていた為最低限は楽しむ事ができたが、エンタメとしても伝記物としてもなんか中途半端な作品だなぁというのが率直な感想である。
48歳なのにまるで老人と化したカポネは、既存のキャラクターイメージを大きく覆すこと間違いなしだし、カポネ役のハーディによる、これまたギャング映画『レジェンド 狂気の美学』でも見せたキレキレ演技はインパクト大。
ただ、あらすじ自体は監督兼脚本のジョシュ・トランクのインスピレーションで占められているせいか、演出もトゥーマッチ感は否めないところ。トランクが大のキューブリックマニアで、キューブリックの『シャイニング』を彷彿とさせるシーンもあったりと、ジャンル的にはカポネのキャラクターを借りたスリラーに近いかもしれない。
トランクは、『クロニクル』や『ファンタスティック・フォー』でも複雑な父子関係を描く事にこだわっていた節があるが、本作でもやっぱりその要素があるのが興味深い。
『ファンタスティック・フォー』での大失敗が尾を引き、スター・ウォーズのスピンオフ企画だった『ボバ・フェット』からも外されるなど、ここ数年はどん底状態だったトランク。そんな彼が、体もボロボロで財産も底をついたカポネに自己を重ねたのでは…とは穿ち過ぎかな。