50% 필요,합계 175
리뷰 | 그것을 공유
地球最後の日 プロット アメリカ 1952.04.24 영화관 안에서
地球最後の男 オメガマン プロット アメリカ 1971.12.25 영화관 안에서
ふたりのベロニカ プロット フランス・ポーランド合作 2005.03.25 영화관 안에서
ふたりの駅 プロット ソ連 1985.10.12 영화관 안에서
ふたりのトスカーナ プロット イタリア 2003.02.15 영화관 안에서
ふたりのマエストロ プロット フランス 2023.08.18 영화관 안에서
地球で最後のふたり총 (2) 개의 댓글
タイのペンエーグ・ラッタナルアーン監督、2003年の作品です。
主人公ケンジが思いがけず同居し始めた女性の家の、汚れのこびりついた皿や荒れ果てたプール。潔癖性のケンジの困惑顔が空気を和らげてくれます。同居生活の中で価値観がゆっくり揺さぶられていくけれど、やっぱり彼は彼なのが切なくて愛おしい。
二人の会話はタイ語・日本語・英語が混ざり合い、ちょっともどかしくてシンプルで率直。とても素敵に思えました。
文学青年風髪型に青白い顔の浅野忠信に最初面食らいましたが、観終わってみるとなるほど余人を以て代え難いと思いました。
ベテランの日本人キャストの中に三池崇史の名前がありました、違和感なかったです全然。
(2012.10.19 シネフク大黒座 浅野忠信オールナイト)
DVDで鑑賞。製作は2003年。日本公開は2004.7.31。邦題が「地球で最後のふたり」で、原題は「LAST LIFE IN THE UNIVERSE」である。宇宙で最後の命、である。しかし、物語的にはそこまで壮大な物語ではなかった。全体的なムードはそういういかがわしい雰囲気を漂わせている。ヤモリが象徴的に登場する。時間も短いが、登場人物も少ない。
タイ・バンコクのマンションと図書館、その郊外の一軒家が主要な舞台。制服キャバクラみたいなバーもでてくる。タイのベンエーグ・ラッタナルアーン監督の4本目。タイ在留中の日本人の男。自殺願望があり、本好きで潔癖性の元ヤクザ。浅野はベネチアのコントロコレンテ部門の主演男優賞を受賞した。撮影は豪州出身名カメラマン、クリストファー・ドイル。浅野忠信主演、シニター・ブンヤサック、ティッティ・ブームオーン、ライラ・ブンヤサック、松重豊、竹内力、三池崇史、田中要次、佐藤佐吉。日本語版字幕松浦美奈。タイ語、英語、日本語が入り乱れる。タイ、日本、フランス、オランダ、シンガポール共同製作。大阪ロケあり。
バンコクの国際交流基金日本センター(モデルになった日本人がいるらしい)で図書館スタッフとして働くケンジ。スタッフの女性の誘いを無下に断るクールな男。首吊り、拳銃、川に飛び降り、刃物と、単純な死に方に取り憑かれている。しかしタイミングがいつも悪く、邪魔ばかりされるのだ。
白いオープンカーの出番と食事シーンが多い。ケンジは家に戻れぬ理由があり、ノイもケンジに家にいてほしい理由がある。ノイは日本語勉強中であり、月曜日には大阪へ発つ直前でもある。何気に働き者のケンジは、劇中でノイの家の掃除片付けをし、兄の復讐をし、死体を二つ隠し、ノイを暴力的ストーカーから守り、妹をレイプしたノイの愛人をヤクザに殺させる。この辺の手際のよさというか、運のよさも含めて浅野忠信の本領発揮である。脚本はあるんだろうけどね。ラスト、ノイの笑顔がいい。