映画史上屈指の問題作「地獄の黙示録」(監督フランシス・フォード・コッポラ)の製作過程を描くドキュメンタリー・フィルム。脚本・監督は、ファックス・バーとジョージ・ヒッケンルーパー、ドキュメンタリー監督はエレノア・コッポラ製作はジョージ・ザルームとレス・メイフィールド、エグゼクティヴ・プロデューサーは「私がウォシャウスキー」のダグ・クレイボーンとフレッド・ルースが担当。コッポラ監督夫人エレノアが撮った約80時間分のフィルムと、プライヴェートな録音テープを基にして、主要スタッフ・キャストの新たなインタヴュー、コッポラ監督の関係者の証言、完成時にカットされた場面、オーソン・ウェルズのラジオドラマ『闇の奥』(彼は同じ原作の映画化を試みた)などを絡め、困難を極めた撮影現場で、自身のすべてを投入して作品を完成させたコッポラ監督の姿を克明に描いていく。
ハート・オブ・ダークネス コッポラの黙示録총 (1) 개의 댓글
マーロン・ブランドなんかにこだわらなければいいのにとしか思えない。もっと原作イメージに近い、風格があって痩せた役者を選んだらどうなっていたのだろう。マーロン・ブランドも痩せてこない上に原作を読んでもいないくせに、出演料をふっかけて、ひどい人だと思った。そんなことをしていたらいつかバチが当たるぞ、と思った。
コッポラの奥さんが作っているせいか、奥さんがとても出来た人物に見えた。自分で作っていてそんななのもどうかと思う。
スケールの大きい世界と狂気が覗けてとても楽しかった。
後に公開される『特別編』で使われた映像がけっこう入っていたような気がする。『特別編』のクライマックスについては触れられていなかった。劇場公開版のモヤモヤする結末の苦労が面白かった。