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ナバロンの嵐총 (3) 개의 댓글
ナバロンの要塞を爆破したミラーは未だドイツ軍に捕らえられたまま。二人はパルチザンとともにナチスのアジトへ潜入しミラーたちを助け出す。黒人軍曹のウィーバー(カール・ウィザース)がちょっとだけ反抗するが、その勇ましさは『ロッキー』シリーズを彷彿させる。パルチザンの協力のもと、爆破目的の橋の上流にあるダムを決壊させる作戦を着々と進めるが、敵の急襲に遭い、部隊は殲滅状態。
パルチザン側もナチス側もスパイ合戦は熾烈なもの。『ナバロンの要塞』には全く感じられなかった反戦意識がこの映画ではちらりと垣間見ることもできる。最後のダム爆破シーンはじわじわと水が吹き出る様子が逆にリアルだったりする。
『インディ・ジョーンズ最後の聖戦』でハリソン・フォードが残虐なナチスに捕虜にされるが、そのナチス将校はマイケル・バーン。この映画でもナチス将校役としてハリソン・フォードと向かい合うシーンがあることが興味深いところだ。
アリステア・マクリーンのファンならナバロンの要塞よりも楽しめるかも知れません
かって冒険小説というジャンルがあり、アリステア・マクリーンはその第一人者です
ハヤハワNV文庫で読み耽った人も多いと思います
本作は「ナバロンの要塞」の続編に当たりますが、お話は連続しているわけではなく、主人公と一部の主要登場人物が共通するという程度です
原作を読んだのは遥か昔のことで何もかも忘れ果てていたので、全く新鮮な気持ちで観れました
アリステア・マクリーンの小説は、誰が裏切り者なのか、本当の敵、本当の味方、本当の作戦目的などが隠されていてお話が進むにつれて次第にそれらが明らかになる、そしてドンデン返しに次ぐドンデン返しの連続が醍醐味になります
その小説の雰囲気が濃厚に感じとれて大変満足しました
クライマックスの大破壊も迫力があり、カタルシスを十分にもたらしてくれます
特撮も日本の特撮が得意とくる水物でもすでにリアリティで英国の特撮が勝っていることが良くわかる素晴らしい出来です
カメラが美しくクリアに現地を撮影しています
主人公のマロリー少佐は前作のグレゴリー・ペックからロバート・ショウに変更
どことなく容貌が似ていますし、英国人らしさが出ており、演技も良かったです
ただスターのオーラはやはり有りません
それはアメリカ海兵隊のバーンズビー中佐役のハリソン・フォードが担当します
彼が米国人らしさを濃厚に醸し出して対比としても良かったと思います
監督は007映画で有名なガイ・ハミルトン
英国的ウイットが散りばめてあり、ニヤリとする可笑しさは007シリーズと共通するものです
本作を観ようかと思う方は、まず100%「ナヴァロンの要塞」をご覧になって気にいったからでしょう
本作も面白かったと思われたなら、ぜひ1968年の映画「荒鷲の要塞」もご覧になって下さい
これもアリステア・マクリーンの原作です
登場人物は別になります
そして冒険小説のもう片方の巨人ジャック・ヒギンズの原作になる1976年の映画「鷲は舞い降りた」を観なければなりません
そしてそれぞれの原作の冒険小説を是非お読みになって下さい
これらの映画を楽しめたあなたなら、その読書の期間は至福の時となることでしょう
いや、寝るのを忘れて読み続けて睡眠不足になってしまうかもしれません
悪しからず
でも、これらの映画作品がさらに二倍にも三倍にも楽しく、また観れるはずです
冒険小説の世界にようこそ!
最近、光TVの番組で観たりしたが・・・
今見ると、ありえないような、ダム破壊と落橋。
特に橋梁の破壊シーンはチープ。
(ドイツ戦車として出てくる)T-34/85の動く姿が見られるのが吉。