We often consider how much technology has changed in the past half-century; but in the sphere of psychology and health, we might not think enough about the progress humanity made. Reason shows us how the bridge to the cognitive world of autistic people has only materialized in the past few decades--and for many places in the world, they are still outcasts. You will pause and think upon reality.
僕が跳びはねる理由총 (2) 개의 댓글
きちんと予告を観ていなかった事もあってかドキュメンタリー作品寄りのタイプの作品で当初は戸惑った。
作品展開も東田氏の著書をそのまま描写にしていくのではなく、著書にある言葉の一部を抜き取りその言葉の意味を追求していくような描写が続く。
良い事なのか悪い事なのか僕がこれまで生きていく中で自閉症を抱える者と深く接して来たことはない。もちろん日常生活を送っていく中でどこかでは接点はあると思うが、良くも悪くも彼らの存在を強く意識し認識した記憶がない。
そのため自閉症というもの自体は知っていても具体的にどういう病気なのか詳しくは分からないし知ろうと努力した事もなかった。
この作品はもちろん自閉症という病気を知るきっかけを与えてくれるが病気そのものの存在を追求するわけではなく、あくまで自閉症を持つ彼らの頭の中、心の中といった彼らの世界の一部を表現化した作品。
そのため自閉症という病気に豊富な知識があるわけではないからなのか、それともまだまだ異なる世界観を共感できる力がないのか時折理解が追いつく事ができなかった。その点は同時に自分になにか劣等感を覚えた。
ただこの作品を見る事で違う世界観への理解する心というものは養えるのではないか。
この作品で度々言われているのが普通の定義。
普通ってなんなのか。彼らにとってはこの世界観が普通なのに否定される苦しみ…もちろんこれは自閉症という病気だけではない。
色んな価値観や世界観、考えが錯誤するこの世の中で多くのケースで当てはめることができると思う。
自分と異なる存在への理解はやはり難しさを強く感じたと同時に平和への1番の近道ではないかと改めて感じさせてくれる作品だ。