東京2020オリンピック SIDE:A
プロット
日本
2022.06.03 영화관 안에서
東京2020オリンピック SIDE:B
プロット
日本
2022.06.24 영화관 안에서
東京オリンピック2017 都営霞ケ丘アパート
プロット
日本
2021.08.13 영화관 안에서
東京バタフライ
プロット
日本
2020.09.11 영화관 안에서
東京キッド
プロット
日本
1950.09.09 영화관 안에서
東京ナイト
プロット
日本
1967.10.07 영화관 안에서
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東京オリンピック총 (11) 개의 댓글
競技が始まると時には超クローズアップで時には引いたカメラで。町や建物を映し、人々を映し、子供を映し、女を写し、天皇を映し。日本人を写し白人を映す。 この時代まだ黒人の観客はいない。時にはコミカルな、そして全体的には緊張感を漂うまるで戦争映画のような音楽を使って協議を見せていく。この音楽の使い方が緊張感がありオリンピックという平和の祭典の影に戦争という裏テーマがあるのがわかるのである。
監督はあの手この手で映像を繋いで行く。
それぞれの競技の撮影の仕方が芸術的にすごい。スポーツの記録映画としては完全に失格。これは多分、日本国の発注であるからこういうものは作ってほしかっわけがないのだ。監督は大胆にも国の金を使って自分の作品を作ってしまった。映画ファンにとってはそれがそこはかとなく嬉しい。まず最初の 投擲競技なんか、どういうフォームで投げているのか全くわからない。バストアップでしか写してないのだ。しかし美術芸術的にはそれが優れている。映画全体を通してそのような哲学に貫かれており競技の説明をする気など一切感じられない。
途中で休憩をはさみ、少し選手の選手の個人的な話なんかを入れて間を取る。そしてまた競技に戻って延々と映し続ける・・・これでなんで飽きないのが不思議としか言いようがない。
そして3時間近い映画が終わった時には、ああ、この場面もあった、この競技もあった、と長かった映画のいい場面を振り返りながら見終えるのである。
戦争から19年後・・・というと若い人にはとんでもなく長い時間が経ったように思われるかもしれないがおっさんからするとあっという間なのだ。だから完全復活した街並みや元気な人々の笑顔、姿というのはそういうことを重ねて見れるんですね。そして今こういう世の中になって良かったという感動に包まれるのです。
渾身を込めて存在をアピールしたニッポンを、渾身を込めて撮り上げた作品は、それを良く映し出しているなという印象。
通常、スポーツの映像には軽いアップテンポな音楽がつくけれど、それこそ殺人事件ドラマのような重いBGMは、選手たちが積み上げてきた苦労、努力を滲み出させるよう。
射撃シーンは完全無音で、ここで感じるのは、集中力。
音楽の使い方が本当に面白い。
どこか、普通の日本人観客の目線ぽく、異国から来た見慣れぬ外国人のモリモリとした身体を凝視するように、躍動する選手をフォーカスするかと思えば、たった2人だけでやってきたアフリカの選手をちょっと掘り下げてみたり、ニッポン、ニッポンではなくオリンピックというイベントを、幅広くかつ独特の視点で見せている。
あの当時のオリンピックの意味とは、日本人だけではなく、参加国すべての人達に大きな意味があったのだろうなと、最後のごちゃまぜになって歓喜する閉会式のシーンを見て、思うのでした。
わたしは東京オリンピック公園で遊んで育ちましたが、東京オリンピック自体は経験していない世代です。
あの熱狂を生で感じたかったなあ。
最高の人材、機材、予算を使っての作品だということをヒシヒシと感じる。言葉、映像、音楽、…とても格調高い。しかも細かい記録としても精度が高い。「世界平和」に言及しているところもいい。
さてさて、今度の東京オリンピックはこういうものが作られるのだろうか。たのしみ。
「千と千尋の神隠し」に抜かれるまで、国内最高の観客動員数を保持していた国民的映画でもある。
単なるドキュメンタリー映画でないのはもはや有名な話。
スローモーション、サイレント、アップなどあらゆる撮影技法を駆使し、選手たち一人一人の筋肉の躍動、息遣いや内面すら伝わってくるドラマチックな演出は劇映画を見ているよう。
カメラもレンズも録音テープも膨大な数に及び、さながら一大叙事詩。
記録か芸術か、議論となった。
役人の理解の無さには辟易する。
映画は芸術だ。
オリンピックも芸術だ。
偉大な記録であり、この上ない芸術なのだ。
2020年、半世紀ぶりに東京でオリンピックが開催される。
その後、またドキュメンタリーが作られるであろうが、本作を超える事は絶対に出来ないと断言する!