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博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか총 (20) 개의 댓글
核兵器という人類史上最凶最悪の発明品を巡る様々な思想が織り成すブラックコメディ。敵の攻撃に報復として放たれた核攻撃が世界を滅ぼすかもしれない。人類滅亡のスイッチを押せる人間はいるのだろうか。
日本を代表するゲーム監督である小島秀夫氏も大いに影響を受けている今作、「メタルギアソリッド ピースウォーカー」というゲームのテーマがまさに「博士の異常な愛情」で描かれていた核の抑止力なのです。ゲームにおいてとあるキャラクターは「報復として核を撃てる人間はいない」という考えの元、それを証明するために様々な作戦を実行に移します。
この映画の公開の前年には米ソが核戦争になりかけた事件「キューバ危機」があり、アメリカが核の恐怖を味わいました。その恐怖も冷めないタイミングで公開されたセンセーショナルな今作。この作品が今日まで語り継がれる名作になったのは、このタイミングの良さもあると思います。
核の恐怖の中、人々はどのように行動するのか。極限状態での人間の心理もしっかり描かれていて、尚且つ「核兵器による抑止力」に対する問題提起にもなっていて、今の時代の人間が見ても面白い作品であったと思います。
オススメです!
違和感を過剰に演じて、デフォルメを自然に見せるとゆう、真似のできない演技。
或いは、此れが真実かもしれないけど。
アメリカが原爆投下を急いだ背景が、軍内の勢力争いにある事が、内部資料から分かるのだが、映画のような事が現実的なのだ。
空軍は海兵隊開設を妨害するために2種類の原爆で都市を壊滅させる必要に迫られていた。
ナチスよりたちが悪いのがアメリカ🇺🇸👎!
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この映画作られた時代ちょうど、アメリカとソ連が冷戦中で、お互い核兵器持ってるから手出すなよ!みたいな状況がずっと続いてた時。
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だからこの映画みたいな事がほんとに起きてたとしてもおかしくはないわけで、笑えるんだけど呑気に笑ってていいのかってちょっと怖くなる。
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後から知ったんだけど、おかしな妄想によって独断で核攻撃の司令を出した司令官と、兵器に詳しいおかしな博士同じ人が演じてる。
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どっちもクレイジーなんだけど、全く違う雰囲気で演技がとにかくすごいんよね。
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白黒だけど普通に見やすくて面白かった。
本当に核戦争が明日にも起こると覚悟した日が有ったのだ
死の恐怖への興奮が本作を産んだ
その興奮は狂気の形としてブラックユーモアの喜劇として形を成したのが本作だ
偶発核戦争の危険を具体的に告発するものではない
怖かった、忘れられない恐怖だったと
核戦争を巻き起こすのは狂気しかないはずだと
人類は狂気に巻き込まれることなく冷静になれとのメッセージ
それが本作だ
キューブリック監督は皮肉を効かせて見事にテーマを際立たせて見せてくれる
だが、そこまでの映画だ
非現実的な世界破壊兵器を持ち出して思考停止するのだ
つまり人間の狂気がテーマなのだ
偶発核戦争はそのための舞台にしか過ぎない
過度なストレスの末に狂気に至る物語として観るなら一級品の名作だろう
誰もが正しく、誰もが正気で、最高の知能で考え抜かれた仕組みであっても、それ故に逆に破滅への歯車を誰も止められない恐ろしさ
それをみたいのなら、シドニールメット監督の未知への飛行を観るべきだろう