イントルーダー 怒りの翼 플롯

1972年、ベトナム戦争の只中、アメリカ海軍のA6爆撃機イントルーダーのパイロット、グラフトン大尉は爆撃を禁止されている重要拠点ハノイへの攻撃を訴える。やがて彼はコール少佐とともにハノイのミサイル基地を爆撃。しかしその独断行為によって、ふたりは軍法会議にかけられることに……。高性能を誇るイントルーダーのパイロットの戦闘を、戦友や上官たちとの友情、そして戦争で夫を亡くした女性との恋を絡めながら描く。

イントルーダー 怒りの翼 배우

イントルーダー 怒りの翼 사진

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イントルーダー 怒りの翼총 (3) 개의 댓글

ibbaeg
ibbaeg
ベトナム戦争末期の厭戦ムード真っ只中の、米海軍艦上攻撃機 A-6イントルーダーのパイロットのお話。

舞台は空母「USS インディペンデンス」
もちろん本物。
主役の「A-6イントルーダー」の航空シーンも満載。
アメリカの戦争映画ってこういうお膳立てが用意できてイイね。
ストーリー本編も「ダニー・グローヴァー」「ウィレム・デフォー」がガンバってます。
vshoaoe
vshoaoe
カンパレリ、コール、キャリーについての細かい部分の設定や、同僚のサミーの登場シーンの少なさ、ラストのSARミッションで駆け付けたスカイレイダーのパイロットのシーンは全てカットされている等、原作とは異なる部分が多い。

戦死する人間と生還する人間等の設定が入れ替わるのはどうかと思うし、長篇を収めるには時間が足りずに端折っている部分が多く、薄口になってしまっているものの、映画単体で見ればエピソードはある程度網羅されているし、海軍機好き、A-6好き、A-1好きにはたまらない?作品。

先に映画を観る方が、後から原作を読んで細部を肉付けできる分だけ違和感を感じずに済むのかも知れない…
saidrlg
saidrlg
ジョン・ミリアス監督だけに上手くまとめてあり映画として面白く楽しめる作品に仕上がっています

原作は「デビル500応答せず」で講談社文庫から邦訳もでており軍事小説マニアに大好評のお話
作者のスティーブンクーンツはマジで元A-6乗りですからリアリティーが断トツです

これをあの俺達のジョン・ミリアス監督が映画化してるのですから観る前から期待が膨らみます

しかも米海軍全面協力で、イントルーダーはもちろん、A-7コルセアなどベトナム戦争で奮戦した往年の名機達が実機でこれでもかと登場するのですからたまりません!
しかも北ベトナム側の兵器もなかなかに忠実な再現ぶりもポイント高いです

文字通り樹高の高度、ビルの屋上より低く大通りを超低空で飛び、猛烈なAAAとSAMの嵐をくぐり抜けピンポイント爆撃をかけるシーンは、スターウォーズを思わせ燃えます

撮影もタワーリングインフェルノも撮ったフレッド・コーネカンプで実機の飛行シーンの迫力があります
ドラマ部分もこんなB級映画にもったいないくらいの画で撮れてます

お話は言ってみれば米海軍版唐獅子牡丹てなもんでしょうか
主人公達が勝手にハノイに殴り込み爆撃するシーンとかあるのに、よくまあ米海軍が全面協力したものです
本作公開の4年前のトップガンで米海軍の戦闘機部隊が脚光を浴びたので、攻撃機部隊にも光を当ててやろうという考えだったのかも知れません

本作公開当時はまだステルス機は秘密兵器で存在すら公表されていませんでした

本作が公開された翌年1991年の湾岸戦争でステルス機による精密爆撃が行われ世界の度肝を抜きます

ですから、ふた昔も前の本作の舞台1972年当時は、劇中に有るように待ち構える敵の対空砲火、対空ミサイルを超低空飛行で掻い潜って目標に迫るしか無かったのです

湾岸戦争でのステルス機と精密爆撃の登場により、本作で描かれるような戦闘シーンは公開していきなり、もはや過去の戦い方になってしまったのです

しかし、それから30年近くなるのにもかかわらず、実は現代も米海軍はいまだにステルス機を持っていません
海軍型のステルス機F-35Cはまだ開発中です
垂直離着陸もできるステルス機F-35B海兵隊専用なのです

ですから米海軍は今も基本的には本作と同様にガチンコで押し入る古くさいやり方しかできないのです

というか、そんな損害の多い攻撃方法はもはや実行することは出来ず、湾岸戦争以来米海軍は空軍のステルス機がお掃除してくれた空域にしか進出できなくなっており、その活躍の場を失ってしまっているのです

トップガン2が近々公開されるそうですが、どうもステルス機ではない現行戦闘機での撮影のようです

21世紀の軍事マニアの目で本作をみると米海軍の現状の苦悩の深さを感じることができるのです

ともあれ軍事マニアならマストの作品でしょう