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海辺の家 プロット アメリカ 2002.07.20 영화관 안에서
海辺のエトランゼ プロット 日本 2020.09.11 영화관 안에서
海辺のアインシュタイン プロット アメリカ 1987.12.25 영화관 안에서
海辺のポーリーヌ プロット フランス 1985.06.22 영화관 안에서
海辺の恋人 プロット 日本 2023.08.25 영화관 안에서
海辺のホテルにて プロット フランス 1984.06.09 영화관 안에서
海辺の金魚총 (20) 개의 댓글
なんらかの理由で親元を離れ養護施設で暮らしている子供達だから、それぞれに色んな事情が有るのだろうと観ていて、それが徐々にわかってくるストーリーは良かったと思う。
淡水の金魚を海に放ったら死んじゃうよ、って言いたくなった。
主演花役の小川未祐の目力が強く、凄く印象に残った。
大好きな小川紗良さんの長編初監督作品と言う事で、期待の大きさもあると同時に、大きな不安もありまして。大きくは2つの観点から。
まずは。最近の若手の作り手さんにありがちな、「狭すぎる世界観で共感ゼロ主役の自慰行為を眺めるだけ」ってのはヤダよと。もうね。最近、見飽きましたし、ウンザリなんですよね。
次に。巨匠是枝のネガティブな暗黒面だけを引き継いでしまいました、的な「ヘタレのススメ」作品になってたら、どないしよ、って言う深刻な問題。具体的に名前を挙げるのは自粛しますが、ちょっとね。巨匠の弟子、若い人が撮る映画じゃ無いよね、って言うヤツが多い気がして。イヤ、最後は「希望のある未来」を示唆したいんだろうなぁ、とは思うんですが、さすがに人格描写がネガに、下手に深すぎて、ポジティブへの展開が受け入れ難いヤツ、ありましたよねぇ。しかも一人二人じゃなくって....
などなどの懸念していた事。全て杞憂に終わる。
良かったよー、マジでw
何にしても、是枝的ではあります。撮影が山崎裕さんってのもありますが、登場人物的にも。学校関係で唯一言葉を交わす男子の存在は、「誰も知らない」の女子高生の存在に被るとか。そもそも「子供たち」大挙出演に加え、主役はボッチ系。
尺は76分で短尺です。ポンポさん加点対象でスッキリしてます。けど、まだ切っても良いトコ、あると思う。
学校で、ピアノに惹かれて音楽教室をのぞき込む花。振り返った女子生徒が「瀬戸口さん?」と声を掛けるまでの場面。演奏されている曲が彼女にとって意味を持つものであること、と、学校での彼女の立ち位置を描写しているのだと思いますが、これ、要るんかねぇ。くどくないですか?学校での立ち位置なんて、登下校の情景で伝えられるし、曲への個人的な思いは、すでに描写済みじゃなかったっけ?
ホームの庭に苗木を植える場面。新しい子が来ると、苗木を植樹するルール。花は「自分の木はどれか?」と尋ねます。彼女はホームに来て以来、その木の事など(そもそも、なんで"木"になってると思うん?)気にも留めたことなど無く、おそらく金魚の方に夢中でした、的な描写。もっとシンプルなもんで代替えできないでしょうか。
とかとかとか。いろんな事を感じてしまう箇所はありました。けど。76分の短尺は良かったですw
で、根本的なトコロで。「海辺の金魚」の意図するところは何なのか、って言う話。
母親と引き離されて生活する花は、おそらく、母親の無実を信じている訳じゃなく。訪れた弁護士の姿を見て強張る表情や、ホームの父親役の態度からも、母親の事はすでに終わったこと。母親の事は忘れて、自分自身の人生を生きようとしているのが、今の花。
これが基本設定としてですよ。
忘れようのない、母親との日々や思い出に捉われて過ごした10年。それを象徴する金魚は、彼女自身の姿でもあり。「海辺の金魚」とは、まさに海辺の町で過ごす、金魚鉢の中に捉われた彼女自身の人格そのものを表している、的な解釈。
同時に。
それぞれに事情を抱えて、家族とは離れて暮らす子供たちは、外の世界では生きられない。シェルターで暮らす、花を含んだ子供たちの事を表している。
はるみは10年前の花。10年前の花が18歳の花に言うんです。
「お母さんと会いたいの?」
はるみと一晩を明かしたことで、母親との面会が流れてしまった花。金魚鉢の金魚を、自部自身の10年間の混沌とした思いを海に放し、涙を流し、声にならない声を上げる。
花を呼ぶ声に振り替えると、そこには駆け寄ってくるはるみの姿があり。抱き合う二人。
だいじょうぶだよ。生きていける。私は生きていける。私たちは生きていけるから。
みたいな。そんな解釈ですかねぇ。
このラスト、是枝まんびき的にすると、花が誰かの声を聴いた気がして振り向こうとして、Shut Down!
なんか。それも。なんやなぁw
この締め方で良かったよ。
良かった。
デビュー長編としては出木杉ってくらいに。
でもでもでも。
次作は路線変えて欲しいです。そもそも、これ、是枝的すぎるでしょうw
この映画は監督に惹かれて観ました。監督ご自身が主演してもなんも問題ない中で監督に専念するだけのことはありとても素敵で奥行きのある作品だと思いました。子供たちのインタビューのようなシーンは、子供たちがそこで生活している様子を映し出すことで物語に真実味を付加する大事なシーンだと思いますが、それが本当のインタビューでも演技でも子役でもない素人の子達からはなかなかまともな成果は得られないので他の多くの映画ではないほうがマシなことが大いのに、本映画では自然で十分過ぎる成果があったと思う。きっと監督が日頃からの和を大切にしていい雰囲気で撮影することを心掛けているのが窺えました。
最後の金魚を海に放つシーンは題名からも画的にも海に放たなくてはかっこがつかなかったのでしょうが、観てる時は“えっ?死んでしまうよ!ポニョ?”と単純に思いましたが、結局は金魚を水槽から出して自然に放つとそれが淡水の川であろうが池であろうが長くは活きれないので画的には海で正解なんだと思い至りました!ただ少し分かりにくかったかなぁ。。、
総合的には大満足でした!