人類未踏の深宇宙で消息を絶ったはずの宇宙船が謎の帰還を遂げ、その救助に向かった隊員たちが体験する恐怖を描いたSFホラー。リアルな科学考証と最新のSFXによって、全編に恐怖ムードを醸成している。監督は「ショッピング」のポール・アンダーソン。脚本は、これがデビュー作のフィリップ・アイスナー。製作は「デビル」のローレンス・ゴードンとロイド・レヴィン、「ショッピング」のジェレミー・ボルト。製作総指揮は、英国の映画・テレビ業界で活躍するニック・ジロット。撮影は「危険な動物たち」のエイドリアン・ビドル、音楽は「未来世紀ブラジル」のマイケル・ケイメン、美術は「日陰のふたり」のジョゼフ・ベネット、編集は「アライバル/侵略者」のマーティン・ハンター、衣裳は「ジャングル・ブック」(94)のジョン・モロ。視覚効果監修は「ミッション:インポッシブル」のリチャード・ユリシッチ。主演は「オセロ」のローレンス・フィッシュバーンと「恋の闇
愛の光」のサム・ニール。共演は「アポロ13」のキャスリーン・クインラン、「ジョンズ」のリチャード・T・ジョーンズ、「バーブ・ワイヤー
ブロンド美女戦記」のジャック・ノーズワーシー、「ドラゴンハート」のジェイソン・アイザックス、「ショッピング」のショーン・パートウィーほか。
イベント・ホライゾン총 (11) 개의 댓글
俳優陣は豪華なB級SFホラーという感じ。思った以上にホラー、グロかった。
エイリアン等物体としては出てこない中でクルーたちが狂っていく恐怖。ちょっと表現は古めかしかったけど20年以上前の映画なのだから仕方ない。まさかのサム・ニールの狂気…!
クローバーフィールドパラドックスと同じような内容。やはり人知を超えたところにいってしまったらだめなんだな…と。特異点とかブラックホールとか難しいけど…人がいってはいけないところにいってしまったんだろうな。
絶対当事者になりたくないけれど、「宇宙船で未知の領域へ・・・」みたいなの好きなんです(^-^) 宇宙版『ヘルレイザー』みたいでしたね、イベント・ホライゾン号で乗組員達に何があったのかがわかるビデオ映像、初めて観た時は怖かった、「狂う」ってこういうことを言うんだろうなあ・・・ジョエリー・リチャードソンが綺麗で僕はそれで「狂う」かと思いました(笑)
まもなく公開の『バイオハザードⅣ』で彼が再びメガホンを握ると聞き、彼の初期作を紹介したくなった次第。
ちなみにこのレビューのタイトルは映画公開時(1997年)の広告コピーをそのまま拝借したもの。凄く気に入ってるコピーなんでそのまま使っちゃったが……パクってスミマセン。
新型動力を搭載した宇宙探査船イベントホライゾン号が、処女航海でぱったり消息を絶った。
それから実に7年後、行方不明となっていたイベントホライゾン号から突然救難信号が。
クルーの救助と事故の真相究明の為に召集されたのは、宇宙探査の精鋭達と、イベントホライゾン号の設計に携わった男。
しかし、いざ到着した船内で発見したのは、原形を留めないほどの惨たらしい状態で死んでいたクルー達だった。そして船内の映像記録に残された謎のメッセージ……「己を救え、地獄から」。
やがて調査チーム達にも怪異が襲い掛かる。無人の筈の船内で蠢く何かの気配。見える筈の無い人影。不気味に動き続けるイベントホライゾン号の動力——
暗く孤独な宇宙の果てで、この船は一体何を呼び覚ましてしまったのか?
主演はSF映画とやたら相性の良いローレンス・フィッシュバーンと、『ジュラシックパーク』のグラント博士ことサム・ニール。
はい、そこの人、地味って言わない。
極力ネタバレを避けて内容を書くのが難しい映画なのでどうにも歯痒いが、SF版幽霊屋敷ホラーとでも呼べそうな、おどろおどろしい恐怖映画である。
過去の色んなホラーをごたまぜにした感も強いので鮮烈さには若干欠けるが、雰囲気たっぷりで美術も美しく、テンポが良くて一気に観られる。恐怖度も『バイオハザード』と同じくらいなので、ホラーが苦手という人も安心(?)。
それにこの『イベントホライゾン』というタイトルの響きが単純に好きだったりする。『イベントホライゾン』を日本語に直訳すると『事象の地平』とでもなるだろう。ここで言う『地平』とは一体、何と何の境界線を表しているのか?
なかなかに……おぞましい答えが待っています。
個人的にはポール・アンダーソン監督作品で最も好きなこの映画。
寝苦しい夏の夜はやっぱりホラーが一番だ!
部屋を真っ暗くして観てみてください。