高岡早紀

女性ファッション誌「セブンティーン」のモデルとしてキャリアをスタートさせる。88年にシングル「真夜中のサブリナ」で歌手として活動を始め、翌年「cfガール」で映画デビュー。松岡錠司監督の「バタアシ金魚」（90）で初主演を務め、ヨコハマ映画祭の主演女優賞などを受賞した。深作欣二監督の「忠臣蔵外伝　四谷怪談」（94）では、お岩役を演じ、ヌードも辞さない体当たりの演技を見せる。同作で、日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞と新人俳優賞をダブル受賞しただけでなく、数々の映画賞で女優賞を総なめにした。近年では、渡部篤郎の初監督作「コトバのない冬」（08）で主演を務めた。TVドラマや舞台にも多数出演する。私生活では、04年に俳優・保阪尚希との約7年半の結婚生活に終止符を打ち、10年に実業家と再婚した。