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01.19 영화관 안에서
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2022.02.26 영화관 안에서
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パレードへようこそ총 (20) 개의 댓글
炭鉱夫たちによるストライキ。
イギリスの労働者階級の実態を描いた作品には秀作多いが、本作はユニークな味付けが。
炭鉱夫たちを支援したある団体が居た。
“LGSM”=“レズとゲイの会”。
イギリスで実際にあった感動的な実話に基づく物語。
発案はストライキのニュースを見た一人のゲイの青年。
あれよあれよという間にゲイやレズたちの賛同者が集まる。
無論彼らの動機は、目立ちたいとか自分たちの立場を変えたいとか己の欲は皆無で、ただ何かの力になりたいってだけ。
本当に純粋な善意。
でも、それが通じない世の中。何故なら、アイツらはゲイやレズ連中だから。
支援して貰ったりすれば、笑い者になるし、ヘンな関係でもあるんじゃないかと思われる。
せっかく集めた基金もことごとく断られ、LGSMの活動はなかなか進展せず。
そんな時、ウェールズ地方の炭鉱町から初めての受け入れが。
早速赴く。
のどかな田舎町。代表者は実はゲイとレズの活動団体とは知らなかったそうだが、それでも彼らの善意を受け入れてくれた。
見知らぬ人たちからの好意は何と心強い。
…が、全員がそうではない。
まるでバケモノかビョーキを見るような目、目、目…。
偏見と言われても、これが現実だ。
町では、受け入れる側と断固とした偏見/差別側で対立。
LGSMの面々は、支援を受け入れてくれたお礼として、コンサートを行うが、言うまでもなく町や個人個人にひと波乱が…。
紳士の国と言われるイギリスだが、こんなにもゲイやレズへの偏見/差別が強いとは…。
そういや、『イミテーション・ゲーム』のアラン・チューリングの事を思い出した。その昔、イギリスでは同性愛は罪に問われた事を…。
まだまだ寛容が薄かった時代。
抵抗は勿論あっただろう。
が、ひと度知り合えば…。
ノーマルな人たちより優しさや人間味に溢れている。
社会に虐げられる辛さや悲しみ、苦しみを知っているから。
そんな経験をした人たちは、決して他人に同じような仕打ちはしない。
それが、“人”ってもんだ。
中盤のコンサートでの合唱が心に残る。
皆の交流が深まったと言える瞬間。
劇中彩る80年代のヒット・ナンバーも魅力。
イメルダ・スタウントン、ビル・ナイらベテランの好助演。
シリアスになりがちな題材を扱いながらも、ユーモアで包み、この交流や友情を温かく。
偏見や差別の無い社会へ。
たちのために募金だ!なんて立ち上がれるのか。どうも共感薄だなーっ、なんて観ていたが、そう思うとこからすでに、自分は遅れているのだと気づくことになる。ああいう青年たち、中高年たちのバイタリティーを日本人ももっと持たなきゃいかんのだな、と痛感。実話というんだから、なおのこと訴えてくるものがあった。
まだLBGTという言葉もない80年代の英国で、ゲイやレズビアンの若者たちが偏見や誤解をなくそうと活動を始めたが、思うように成果がでない。テレビで炭鉱労働者のストを見て、社会的弱者同士で連帯しようと思いつく。
同性愛の仲間たちは支援金を募り、遠く離れた炭坑町に車で届けに行くんだけど、やっぱり田舎には偏見を捨てられない人も多くて、善意をあだで返すことも起きる。それでも、少しずつ、良い方向に変わっていく。
エンディングで説明があるように、これは実話に基づく映画。今はLBGTの権利が少しずつ認められてきたけど、昔のこうした苦労の積み重ねのうえに今があるんだな、と実感させられる。
有名どころはビル・ナイぐらいだけど、味のある俳優たちがたくさん出演。特に同性愛チームはそれぞれキャラが立っていて、いとおしくなる。