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パイレーツ・オブ・カリビアン 生命(いのち)の泉총 (20) 개의 댓글
映画本編は、なぁんだ、こりゃ。
物語はお宝を求める冒険ものに戻った。だから、純粋にワクワクするかと思ったけれど…。
人物造形が、中途半端。
特にグダグダになっているのが、アンジェリカ。クルスさんの美貌を活かしてか、魔性の女っぽく登場するのにそれが続かない…。
エリザベスの方が活き活きしていたし、海賊に憧れて飛び出しちゃうお転婆と、ウィルとの恋とか、女の子が共感しやすかった。と同時に3部作の筋の迷走とともに、何を考えてるんじゃと言いたくなるような小悪魔ぶりも。
そんなエリザベスよりも、アンジェリカの方がかなり手管がうわて風なのに、思わせぶり。魔性の女ぶりも『シカゴ』の二人に比べたら全然魔性じゃない。父の言いなりだし。全然魅力的じゃない。加えて、海千山千を匂わす場面と、父を思う娘ぶりが、一人の女性として統合されていない。今回、ペネロペさんの妹モニカさんがアクションシーンを代役したときいたけれど、アンジェリカも二人いるのかと思ってしまう。
黒ひげもねぇ。1作目のバルボッサの方が迫力があった。
父としての黒ひげもねぇ。ウィルパパやエリザベスパパを思い出すと、なんじゃこりゃ?
他にも、あの人も、この人も…。
下ネタっぽいものを挟み込みながらも物語は子供向け。登場人物をくれよんしんちゃんやドラえもん、ポケモンにしたって通用するような話。ひねりがない。
前作がひねりすぎて話が散漫になっちゃったからなのかな。今作も結構大風呂敷広げてその設定を活かしきれていない。
唯一、すてきだったのは人魚のエピソードかな?
(バルボッサのファンだったりもする(笑))
アクションは、大がかりなものより、シャンデリアとか椰子の木を使った場面の方がワクワクする。あんなアトラクションがあったら、ってアスレチック等である程度までは真似できそうだ。
場面場面の映像はきれいだし、胸躍る冒険活劇まではいかないけれどそれなりに見られる。
でも、全体をつなぐと、とたんにしょぼくなる。「クリアすることが困難を極める」という説明セリフのわりには、そう大変に見えない。スパロウ船長ならではの機転というより、ごく普通の冒険活劇の主人公の行動になってしまっていて、他の人物でもいいんじゃないの?って言いたくなる。
空撮のシーンとか、『ハリポタ』?って、見間違いそうになった場面もあるし。
そうか、『シカゴ』『NINE』の監督か。
『シカゴ』も『NINE』も舞台ミュージカルの映画化。『シカゴ』もミュージックビデオをつなげたようだったし、特に『NINE』は、ミュージックビデオを繋いだような映画だったからなあ。でも、『シカゴ』も『NINE』も、ブロードウェイで磨き抜かれたナンバーと人物造形・筋で、素材そのものに迫力がある。
けれど、この『生命の泉』は書き下ろしの脚本。『パイレーツ~』前作同様、練る暇がなかったのか。整合性がないところがチラホラと。
と、観ているうちに飽きてきてしまうのに、あのテーマソングが流れると、気持ちが高ぶってくるんだよね。やっぱり、音楽の力ってすごい。
残念な気持ちで終わりそうになりましたが、『レゴ パイレーツオブカリビアン』は面白い。短いコントネタが続くのだけれど、これがあるからDVDを手放せません。
もうこなってくると相性が悪かった、と思った方がよいのかもしれない。これだけメジャーなシリーズなわけだし、自分がちゃんと見れていないんだとあきらめる。
ばばばんばん、ばばばんばん、ばばばんばんばんばん、というBGMと剣がチャリンと鳴る音、アクション。
また、違うの見てみよう。
やっぱり改めて見ても、3部作までには勝てないよな。だからと言ってつまらない訳ではないが、盛り上がりにかけるよね…
もう少し、船での対決とか大砲たくさんぶっ放すとかがあれば面白かったかな…
不死身キャラはもういい加減にしないと飽きるw
しかし、一作目が大変面白すぎた。
キャストもオーランド・ブルームやキーラ・ナイトレイ、笑える二人…。
3部作にして終わりでよかった。
キャストや監督が変わってるという時点で観ようとしても、冒頭で断念してたが。
とりあえず、観た。
終わりかたは、よかったと思う。
2、3のように登場人物も多くなく簡単でわかりやすかったが。謎が多い。
黒ひげの能力と弱さ、大事なキャラなのに貫禄じみたものがない。
スペイン軍の存在。
スパロウとバルボッサで、なんとか頑張ったという感じ。
期待せず観たが、期待にもこたえてくれなかった。
前述でも書いたが、終わりかたが個人的に好きだったので一応星3つ。