メリッサ・レオ

ロンドンのマウンドビュー演劇学校とニューヨーク州立大学パーチェスカレッジ音楽院で演技を学ぶ。84年にTVドラマで女優デビューし、続いて翌年には映画に初出演する。以降、TVとスクリーンの双方に多数出演し、なかでも93年から放送されたTVシリーズ「ホミサイド／殺人捜査課」で刑事役を4年間務めた。映画では大作とは縁遠かったが、08年のサンダンス映画祭で、審査員長を務めたクエンティン・タランティーノが絶賛しグランプリ作品となった「フローズン・リバー」でインディペンデント・スピリット・アワード主演女優賞を獲得し、アカデミー主演女優賞に初ノミネート。デビッド・O・ラッセル監督「ザ・ファイター」（10）では、主人公兄弟の母親役でアカデミー助演女優賞を受賞。念願のオスカー像を手にした。